リンパ球は、末梢血の白血球のうち20~40%ほどを占める、比較的小さく(6~15μm)、細胞質の少ない白血球。 その大きさから小リンパ球(6~9μm)と大リンパ球(9~15μm)とに分類されることがあるが、この分類に絶対的な基準はない。抗体を使ってあらゆる異物に対して攻撃するほか、ウイルスなどの小さな異物や腫瘍細胞に対しては、顆粒球ではなくリンパ球が中心となって対応する。NK細胞、B細胞(Bリンパ球)、T細胞(Tリンパ球)などの種類がある。体液性免疫、抗体産生に携わるのはB細胞とヘルパーT細胞で、腫瘍細胞やウイルス感染細胞の破壊など細胞性免疫に携わるのはキラーT細胞やNK細胞である。寿命は数日から数ヶ月、時には年単位である。 骨髄で未熟な状態で産出された後、胸腺(Tリンパ)や脾臓(Bリンパ)などで成熟し、さらにはリンパ節に移動しそこでも増生・成熟が行われるなど複雑な経過をたどる。
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単球は骨髄で産出され末梢血の白血球のうち3~6%を占める。 白血球細胞の中で最も大きく(13~22μm)、豆型の核を持つ。単球は、感染に対する免疫の開始に重要であり、アメーバ様運動を行って移動することができ、細菌などの異物を細胞内に取り込み、細胞内酵素を使って消化する。断片化した異物を、もともと細胞質内に持っていたクラスIIMHC分子と結合させ、細胞表面に提示し、これをヘルパーT細胞が認識する。こうして免疫反応が開始される。また単球は血管外の組織や体腔に遊走し、そこで組織固有のマクロファージ(大食細胞)に分化する。あるいは、単球とは血管内に存在しているマクロファージと考えることもできる。マクロファージは存在する組織ごとに適応し、異物の呑食、体液性免疫細胞への抗原提示の他に、不要になった体細胞の処理、各種サイトカインの放出などさまざまな役割を果たす。 寿命は血液中では1日以下から数日、組織中では数日から数か月、時には数年である。